目次
はじめに
読書が思うように続かない!
「自己投資する!」と決意して読書をはじめたのもつかの間、買った本が手付かずになってしまってはいないでしょうか。
かつて私も同じ壁にぶち当たりました。
なんどもやめたくなったり、意味を見出せなくなったりしました。
そんな私が5年の間に身に着けた、読書術を紹介します。効果的・継続的に読書ができる方法です!こうすればいいのか!もっと早く知りたかった!と思えるはずです!
この記事では、こんな悩みを解決します。
- 読書が思うように続かない
- 読書がなんだか難しい
- 何を読んだらいいかわからない
読書を続けるための7つの方法
早速、7つの方法を紹介していきます。ポイントは「本の選び方」「読み進め方」「読書する環境」です。
1.直感で気になる本を選ぶ
まず第一に、自分の好みにあった本を選ぶことが重要です。好みの本であるかどうかで、読書に対する意欲が変わってきます。高い意欲であったほうが、読書は継続できます。また、直観に従うことも重要です。直観で読んでみたいなと思う本は、自分の関心ごと・悩みごとに当てはまっていることが多いです。自分事ととして本の内容を落とし込むことができるため、読書の効果を高めることができます。
2.自分に合った難易度の本を選ぶ
次に重要なのは、選んだ本の難易度です。あまり難しすぎる本だと、理解する手前で挫折してしまいます。ですので、ぱっとみて読みやすそう!と思う本を選びましょう。目安として、文章のよみやすさやページの見やすさ(図や写真、見出しのつくり方など)を確認しましょう。同じテーマを扱っていても、本の構成や文体などは様々です。場合によっては、難解な書籍をマンガ化したものもありです。ぜひ、自分にあったレベルの本を選びましょう。
3.読む目的を決める
これを解決したい!このことに役立てたい!という目的をもって読むことで、挫折しにくくなります。「目的といっても難しい」と感じた方は、自分の悩みはなにかを考えてみましょう。例えば、忙しすぎてミスを連続してしまうし、残業しても思ったように仕事が進んでないという課題があるとします。この課題を解決する本は、「タスク管理」「時間術」「生産性向上」というジャンルになるでしょう。そういった本を手に取り、ミスを減らす方法は?効率的に仕事を進める方法は?などの問を立てながら読み進めるのです。すると、ここは明日から改善できるな!という箇所が見つかり、モチベーション高く読み進めることができます◎
4.目次から読む
今度は、本の読み方です。本を読むときは、目次から読みましょう。目次を熟読するのです。そして、気になった目次にペンで線を引きます。この作業で読書の8割が完了したといっても過言ではありません。ペンを引いた中で最も気になる目次から順に本文を読み進めるのです。目次の中で気になった箇所は、いま自分が抱える悩みや解決したい課題の“ヒント”となる内容なのです。本の1ページ目から読むのではなく、自分の欲しい情報から手に入れるのです。
5.読みたいところだけ読む
こちらも本の読み方です。本の中で気乗りのしない箇所は飛ばしてOKです!自分の欲しい情報は、本全体の20~30%の内容と言われています(パレートの法則と言われるものですので、検索してみてください)。前項で「気になった目次」から読み進めることを推奨しました。よって、目次の中で気になったものから読んだ結果、20~30%の内容が読めたらOKということです。残りの約70%は読まなくても問題ないです。自分の関心ごとを中心に読むことで、読書の効果と読書に対する意欲を高められます。
6.時間を固定する
続いて、本を読む環境についてです。環境ひとつで読書の効果や取り組み意欲が左右されます。まずは、読む時間を固定しましょう。おすすめは、朝と就寝前です。朝は人の脳が最もよく働く時間帯です。睡眠により前日のタスクがリセットされ、頭がすっきりした状態なのです。また、就寝前は人の記憶力が最も高まる時間帯です。就寝前に読んだ内容は記憶に定着しやすくなります。このように、脳の働きを理解したうえで読書を行うと、読書をより効果的なものにすることができます。
他方で、「朝=読書」「寝る前=読書」というように時間帯と行動を脳にインプットすることで読書が習慣化します。時間の固定は、脳を読書モードに切り替えるスイッチの役割を果たすのです。この時間帯になったら読書というように、脳を自然と読書したくなる状態に変えることができます。ですので、時間を固定することで継続力が高められます。
さらに、読書に費やす時間をあらかじめ決めましょう。締め切り効果が働き読書への集中力が高められます。
7.場所固定する
さらに、読書する場所を固定するとよいです。場所という環境は、私たちが考えている以上に強いインパクトを持っています。場所を変えれば人の感情は切り替わり、集中できる環境をつくり出すきっかけができます。人により集中できる環境は異なりますので、自分に合った環境=読書スポットを探し出しましょう!下記は読書スポットの一例です。読書スポット選びの参考にしてみてください。
- 勉強机
- カフェ
- 図書館
- 通勤電車の中
また、時間と同様に場所を固定することで、脳を自然と読書したくなる状態に変えることができます。「カフェ=読書」というように「場所と行動」を脳にインプットさせます。時間と同様に、場所の固定は脳を読書モードに切り替えるスイッチの役割を果たすのです。場所を固定することで、さらに継続力を高めましょう!
読書の入門書5選
ここまで読んでいただいたあなたは、読書を始めようと決意し高いモチベーションが湧いてきていることと思います。一方で「なにから読んだらいいか自分で決めるのは自信がないなあ。おすすめを教えてくれたらいいのにな。」という思いも少なからずあるのではないでしょうか。そんなあなたに、私がかつて読んだ中から、入門書としてぴったりな7冊を紹介します。
1レバレッジ・リーディング
「読書は他人の体験を疑似体験する。汗水たらし、血のにじむような努力をした他人の数十年分の試行錯誤の軌跡が、ほんの数時間で理解できるよう整理されている。」というフレーズから私の読書人生が始まりました。
この本は読書という行為の解説本です。「読書の必要性はわかるけど、なかなか手がつけられていない」という方が、読書の始める際の入門書となる1冊です。
2嫌われる勇気
「他者はあなたの期待を満たすために生きているのではない」というフレーズは衝撃的でした。このような価値観の変革させるフレーズがたくさん散りばめられた1冊です。
ストレスの9割は対人関係であるとの見解から、いかにして良好な対人関係を築けばよいのかが解説されています。
私自身、この本を読み終えたとき、少し世界の見方が変わりました。文体も読みやすく、教授と生徒の1対1の会話形式の物語調で進むので、初心者にも読みやすい作りとなっています。
3.ユダヤ人大富豪からの手紙
「目の前にあることを愛し、それに全力投球できれば、あとは導かれるように次々面白い出会いやチャンスに出くわす」という人生のマインドセットがたくさん学べる1冊です。
幸せに成功した大富豪の人生を歩む中で身に着けた「心の在り方」や「自分との向き合い方」などを、少年に言い伝えます。
本の中には前向きになれるような考え方がいくつもあり、人生の先生から特別授業を受けている感覚ですらすらと読み進められます。
4.人は話し方が9割
「いかに話すかより、いかに聞くかである」という我々が描く話し上手な人の概念を覆す一冊です。
トーク上手な人が話し上手というイメージをもつ方も少なくないはずです。しかし、この本では話し方については、ほとんど触れられません。むしろ、大事なことがあってそちらをメインに解説されています。
「この人話し上手だな」と思われる原則が満載です。明日から実践できちゃう内容が多く、「あの人と話すときに使えるな」なんてことを考えると、読む手が止まりません。絵なども取り入れ、わかりやすく解説されています。
5.13歳からのアート思考
『私たちは「自分だけのものの見方・考え方」を喪失していることに気づいてすらいない』という命題を立て、私たちの凝り固まった思考を解きほぐしてくれる1冊です。
私自身、この本を読んで、ものの見方が180度変わりました。アートとは何なのか?素晴らしい作品とは何なのか?リアルさってなんなのか?などの問いに対して、授業形式で解説が進みます。
タイトルにもあるように13歳向けに書かれた本ですので、読みやすさからもおすすめの1冊となります!
まとめ
本記事では「読書が思うように続かない!」という方に向け、その解決方法を紹介してきました。「本の選び方」「読み進め方」「読書する環境」の3つの側面から「これを押さえておけば読書がはかどるよ」という内容でした。
後半では「読書の入門書5選」を紹介しました。”内容の面白さ”と”文章の読みやすさ”の両面からおすすめできるものを選んでおります。直観で気になった1冊からぜひ読み始めてみてください!
皆様の読書ライフのスタートを応援しております!
- 大学時代から社会人4年目で200冊以上の本を読書
- 仕事行きたくないから朝7時出勤へ
- 30代に向け新しいことに挑戦中
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